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ランボルギーニ オイル漏れ・修理・オイル・エレメント交換

2022年7月20日 水曜日

ランボルギーニのオイル交換の作業依頼を頂きました!!

ランボルギーニ・・・スーパーカーじゃん!!

自分の工場にランボさんが入庫してくれる様になって嬉しいですね!!

さっそく作業していきます

車両をリフトUPしていくのですが、リフトの足をかける箇所もきちんと確認です💦

ランボルギーニには、オイルパンがありません。

ドライサンプ方式と言って、レースカーに良く使われています。

オイルポンプとオイルを回して、リザーバータンクに回して、

そこからエンジンに送り込みます。

コーナなどの重力かたよりのため、オイルがエアー吸い込みの影響を受けないためです。

ドレーンカ所が2個ありますので、抜いて行きます!!

エレメントも交換なので、エンジンカバーで囲われている部分を取り外していきます!!

V10エンジンデカいです!!

バキュームホースなど取り外しエレメントを外していきます!!

オイルエレメントの工具は特殊な8角形レンチです。

このレンチがないと、エレメントの蓋が壊れるので、必ずこのタイプのレンチが必要になります!!

エレメントを入れ替えして終了になりますが、

ドライサンプ式のオイル交換は油温を規定値温度まで上げてからレベルゲージでの確認になります。

油温70℃~90℃に合わせ1900rpm~2300rpmで1分待ちます。

そのあと、アイドル回転数で3~5秒間たってからエンジンを止めます。

ここでやっとレベルゲージでのオイル量の確認になります!!

そして・・・下回りを見てみると、何やらメッシュホースの所に赤いオイルが溜まっているのを発見・・・

このホースを辿って行くと、クラッチコネクター部から漏れています。

黒の筒状の部分に亀裂が見られます。

この部分から油圧がかかると、オイルが吹いているのですね💦💦

原因が分かったので、取り出して部品を注文・・・

部品の見積もりを見てみると・・・

44万⁉・・・・あれ?間違ったかなと?と思い、再度確認するも・・・

やはり44万!!・・・

単なる筒だよ?・・・

これ国産だったら3千円位の部品だよ

ありえなーい!!

こんな部品に44万もかけるなんて・・・

無いよね(;^ω^)

何とかなんらないかなー・・・

と考えた結果・・・

亀裂が入っている部分が5㎜位ボルトを締めて、プラグをはめ込んでも、

あと10㎜位の余裕がある・・・

これは5㎜の亀裂が入っている部分を切り落としても問題がないと判断して、切断しました😁

銅ワッシャーをはめ込んで、既定トルクを締め付けをします。

油圧がかかっても、漏れや噴き上げは無くなりました!!

Eギアサーキットフールドの調整を行い無事オイル漏れが治りました。

お客様にとても喜んで頂きました😆

今回ランボルギーニの整備に関してですが、メーカーがここまでボッタくる⁉って

心底思いました。今回自分がたまたま整備したので、この様な処置を施しましたが、メーカーだったら、

交換ですよね・・・

しかも周りのホースも交換しなければならないと言われそれも5本位のホースがついていました!!

単なる油圧ホースがですがこの部品も1本が18万?!

5本交換して、クラッチクイックコネクターも交換になったら、150万Over!!

スーパーカー恐るべし!!

それと、クラッチコネクターの亀裂は多分ですけど、前の整備した人の締め付けが強すぎて、

亀裂が入った感がありました。(多分ですけど・・・😂💦←自分が思っただけですので💦💦)

スーパーカーは色々な意味で恐るべし!!

アウディ S3 DSGオイル・ハルデックスオイル交換、前後デフオイル交換

2022年7月6日 水曜日

S3DSGオイル、フィルター、ハルデックスオイルの交換になります。

DSGのフィルターはバッテリーの下側にあります。

フィルターキャップはプラスチック樹脂系で、熱で変形するので、キャップも交換になります。

フィルターを取り外したら、中に入っているオイルも吸い出します。

綺麗に吸い出したら、取り外した逆の手順で、トルクレンチで締め付けていきます。

樹脂系のキャップはトルク大事です!!

次はDSGオイルを抜いていきます。

余談によりますが、DCTオイルもDSGオイルもある程度温度を上げてからの、排出になります。

なので、時間がかかるのです!

ここでの私は、設定資料を確認しながら作業しています

DSG オイルを抜きます。ある程度抜きましたら、オーバーフローバルブを抜いて行きます!!

勢い良く飛び出しますので、注意です

前後デフオイルを抜いて行きます。

ハルデックスオイルを抜きます。

DSGオイル・前後デフオイル・ハルデックスオイルを抜き終わりました

前後デフオイル注入していきます。

オイルはロイヤルパープルのMAXGEARオイルです!!

ハルデックスオイルは純正を使用します!!

エンジンオイル、オイルエレメントも交換していきます。

DSGオイルの注入は専用の機械を使用し、注入していきます。

DSGオイルは油温が上昇するのが早いので、診断機を常に見なければいけません!

油温調整をしてオーバーフローさせます。

最後にDSGのアダプテーションを行い終了です!!

E89 Z4 DCTオイル交換

2022年7月5日 火曜日

Z4のDCTオイルが漏れていたので、交換することになりました!!

漏れていた箇所はオイルパンなので、オイルパンは再利用不可なので、交換になります。

結構な勢いで漏れていました💦💦

ドレーンを外してオイルを抜きます。

DCTオイルを抜き終わったら、オイルパンを取り外し、ストレーナーも取り外していきます!!

交換する部品は、ATオイルパン、ATストレーナー、ATガスケット、ATフィルターATオイルパンボルトなどなど…

まずは、ATストレーナーを取り付けていきます!!

トルクレンチは忘れずに!!

ATオイルパンを取り付けます!!

ボルトも再利用不可です!💦

ATオイルパンを取り付けてから、ATのフィルターを取り外します!!

ミッション横にフィルターは付いています!!

取り外したフィルターは真っ黒黒スケですね💦

全て取り付け終わりましたら、DCTオイルを注入していきます!!

ここからの作業は診断機を繋いでの作業になります!!

今回使用するDCTオイルは私の一押しロイヤルパープルシンクロMAXとSOD-1の最強コンボです!!

6~7本ぐらい使います!!

DCTオイルは油温が上昇するのがとにかく早いので、診断機とにらめっこしながら、素早く作業していきます!!

規定温になりましたら、オーバーフローさせて、余分なオイルを抜いて行きます!!

次はDCTクラッチのスリップポイントの調整になります。

車内ではDCTクラッチがガチャガチャとすごい音を出しながら、調整中です💦💦

無事に調整が終わりました!!ここまで行ってDCTオイルの交換作業終了になります!!

交換したDCTオイルは何とも言えない色ですね💦💦

DCTオイルやATオイルは普段交換する事はあまり無いのですが、汚れないオイルは絶対に無いので、

交換した方が車にとっては良いリフレッシュになります!!

体感もすぐにわかりますよ☺

お客様が車を発進させて、2秒後くらいに窓を開けて、「進んだ瞬間違いが分かった!スムーズになっている!!

こんなに違うの?」と驚いていました😁

ご来店ありがとうございました!!またよろしくお願いします!!

BMW X3 チェックランプ点灯 

2022年6月30日 木曜日

エンジンを止めた時に引っかかる様な音がするとのことで、ご来店されました!!

診断機に繋いで見ると、この様なフォルトが入っていたので、4WDアクチューターモーターがトランスファーとかみ合わない歯車かけの症状と断定しました。

手が中々入りずらい場所ですが、パパっと取り外します。

取り外したら、中身の歯車を交換するのですが、中身を分解したら、故障箇所が出てきました💦

この歯車…何とプラスチックなんです!!

しっかりと歯が欠けています💦💦

リペアキットを組みこんで終了になります😆

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

・・・・・・・・・・・・と、行きたい所だったのですが…

取り付けをした所、何故かフォルトを拾ってしまいました・・・

しかも・・・

更に、新たなフォルトが…

すごい嫌な予感がします…💦💦

これって、ユニットがおかしいよと言うフォルトの様な気が…

って言うより…おかしいですよね😓

あれ?…私何かやらかした?

もう一度アクチューターを取り外して見てみると…

カプラーにオイルがついている?!

何処からだと思い探すと…

ミッション上のホースからたれているではないですかー‼!

あ───────あ──────あ──────!?

これはオイルがカプラ内に入り込んでサージが起きてECUユニットが壊れたパターンですね…

普通の各センサー類は5Ⅴ位の電圧で作動しているので、サージが起きてもユニットまで壊れる事が

無いのですが、カプラーを見てみると、太い線が二本入っていますね!

回路図を見てみるとECUから12Vの電圧来てるので、この電流が流れてしまって電圧が流れる終点地点

VTG(トランスファーコントロールユニット)が壊れたと考えられます。

・・・・あ~やっちまった…

VTGユニットコントロールの値段は20万とかだし…ECUのユニットも壊れたと思うから・・・・

ガーン・・・・

メーターの中は各ランプが点灯しまくってる・・・

「はぁー・・・とため息つきながら点灯ランプを見ていると・・・ん?

なんでエンジンチェックランプはついていないんだ・・・」

ん?これってメインコントロールユニットは送信しているけど、

DSGのユニットが受信できていないってことでは無いの?

普通メインコントロールユニットがおかしくなると送信もできないはずなのに・・・

メインコントロールユニットが生きていればVTGユニットだけなら何とかなるかもしれないと

勝手に思い、(メインユニットの場合イモビライザー等の関係で車体番号が一致しないと、エンジンがかからない用になっているので、中古のユニットは使えませんが、VTGユニットは四駆の切り替えだけをする

単純なユニットなので、車体番号が入っていないのではと思ったのです)

VTGユニットはシートを取り外した位置にあります。

これ・・・キャブリレーションしたら、中古品でも使えるのでは・・・

中古品を取り寄せました!!

キャブレーションした結果・・・・

無事成功!!

各チェックランプは消え4WDにも切り替わりました!!

あぶねかった~!!

皆さんサージ(過電流)には十分気を付けて下さいね!!

廃車か買取かの崖っぷちまで立たされましたが、何とか落ちずに済みました💦💦

後左ウィンドウが下がらず、上がらずだから見てくれと言われてたので、

中をバラして見てみたら、

中のプラシチックが壊れていたので、治しました!!

修理で治せるのは治しますので、是非お困りの方は一度いらしてください!!

フリード エンジンチェックランプ 点灯

2022年6月7日 火曜日

エンジンが何かおかしいとの事で入庫しました。

エンジンチェックランプが点灯しています。故障診断のため運転してみると、加速が悪い!!

診断機につないで見ると、この様なフォルトが入っていました。

VTECが切り替わらないと言うことですね💦

このVTEC油圧センサーの故障なのか確認します。

壊れやすい部品なのですがウン万円するので、きちんと診断してからの交換になります。

この頃診断機ばかりに頼っている整備士が多いのですが、あくまでも診断機はヒントをくれるだけですので、

すぐに交換してしまったら、ダメです!!

この部品だと思い注文してしまったら、いざ交換したら、治っていない・・・

違う箇所の修理だとなってしまう場合、誰がこの部品代金を支払うのでしょうか?

もちろんお客様になってしまいますよね?

交換しなくてもいいのに、誤って交換した場合何かしらのうまい言い訳で請求してきます。

何も知らないお客様がかわいそうですよ・・・

とならない様に自社ではきちんと診断してから交換となります☺

なぜこの様な事を言ったかと言いますと・・・最後のページに載せてあります💦

まずは、通電チェックをします。きちんと電圧はかかっています。

VTECソレノイドは油圧で作動するので、

オイルプレッシャーは正常なのか確認すると正常でした。

プレッシャースイッチはエンジン ON・OFFでの導通のみで確認します。

電圧もかかっていて、オイルプレッシャーもスイッチも正常と・・・

では最後に診断機を使用して強制的にVTECソレノイドを動かしてみます。

これで、VTECソレノイドが始動しなければここで、故障と断定できて交換になります。

はい…動きませ・・・・・・・ん・・・

あれ?・・・動いてるし⁈

もう一度やってみると・・・ん?普通に動いているぞ・・・

ここで一休(いっきゅう)さんになります・・・・・・・ポン・ポン・ポン・ポン(一休さんが考えている時の音)

んーVTECソレノイドが診断機では動かせる・・・

電気信号はOK!!・・・オイルプッシャースイッチも壊れていない・・・

でも自分ではVTECソレノイドは動いていない・・・

VTECソレノイドは油圧でON・OFFをするので、オイルの油圧がない・・・のか?

あ⁉オイル⁉

オイルレベルゲージを見てみると、オイルがゲージ棒に全くつかない・・・

故障原因これじゃんか💦

オイルを抜いて見たら・・・これ・・・200㎖入ってないんじゃないのかな・・・

エレメント、オイルを交換してVTECチェック

 

当たり前ですけど、普通に始動しています。

当然全てOKの表示・・・・

フリードさん・・・オイルの量が少なくなったら、オイルランプ点灯してくれよ~!!

エンジンチェックランプ点灯はその後にして下さい💦

あ~あ最初にオイル量を見ておけば良かった💦

でも故障診断したおかげで、部品注文しないで済みました。

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