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ニュービートル複数チェックランプ点灯

2022年10月1日 土曜日

他の整備工場で車を見てもらったら、コンピューターを交換させられて、コーディングは、

ディーラーでやって下さいと言われたそうですが、ディーラーでプログラミングしても、

ダメだったそうです😫💦

ネットを見てOOHIRAに来て下さいました!!

お客様は何とかこの車を乗って行きたいと、クモの糸を掴む思いで、サードピニオン整備です!

特別な想いがある、我が子の用だと話してくれました!!

・・・・やってみましょう!!

メーター計器にはエンジンチェックランプはもちろん、横滑りランプABS、エアバック、

EPS等のランプが点灯していました

まずは、診断機を繋いでフォルトを確認すると、スロットルバルブとECUイベントメモリーの二つが

あります

その他にエアコンが効かないとの事です。

エアコン診断機を取り付けて見てみると・・・

ガーン!!

低圧と高圧が同じ値・・・

エアコンコンプレッサーの圧縮不足です!

コンプレッサーが壊れています

エアコンの故障箇所はわかりました

後は本題のフォルト部分ですが、スロットル系のコードが入っているのでまずは、この部分を見ていきます

診断機を見ていくと、スロットル開度が上がっています

アクセルペダルを踏んでいないのに、開度が開いているのはおかしいです。

スロットルには二つの信号が出ています!!

二つの信号を合わせて今の動きが正しいのかとECUは見ているので、一つがおかしくなり、

計算が合わなくなりチェックランプを点灯させたのだと思います

万が一スロットルが壊れた時にもう一つの信号を使って制御できる保険的な機能がついています

この場合は1つの信号線がおかしくなっていますね!

スロットルバルブの信号線がおかしくなっているのか電圧を見て行きます

ここで、スロットルバルブまで到達する間のブローバイホースが割れていました

すごいブローバイの塊がついています!

スロットルセンサーの電圧を図って行くのですが、電圧5Vがかかりっぱなしになっていました

これはスロットルバルブの中に入っているECUが故障しています😰

断線ですね😫

スロットルバルブは高い部品ですが年式が古い場合中古が使えます

ですので、中古使用します!!

故障原因はブローバイカスの汚れがスロットルバルブにはりつき抵抗が増えて壊れたと思います

ブローバイの入り口やばいですね・・・💦

スロットルバルブも汚れ過ぎています💦

中古のスロットルバルブと中古のエアコンコンプレッサーです。

本来であれば、エアコンのコンプレッサーのみ交換はしませんが、走行距離も20万㎞の車なので、

車検まで乘れれば良いとの事ですので、コンプレッサーのみにしました!

普通に交換したら車より高くなってしまいますので💦

オルターネーターも取り外すのでバッテリーを再度取り付ける時はサージプロテクターを取り付けます!

エアコンコンプレッサーを取り外すには、色々と取り外します!

エンジンチェックランプは消えたので、あとはABSランプ等の消去ですが、スロットルの故障で、

エンジンECUもスロットルの開度がわからないし、スロットルの開度を通信してABSの制御をしているので、

ABS系等のチェックランプを点灯させたのだと思います。

これスロットルの交換で修理は終わっているので、ABSのアダプテーションをします。

ハンドルを90℃まで範囲を維持しつつの走行をしなければならないので、広い敷地内の道路を走行

します!!

これで、消去成功です!!

ブローバイホースの劣化部分は水道パイプホースを加工して作りました

液状ガスケットでパイプに接着して、ホースを戻して終了です

お客さんは「信じられない!ありがとうございます😊

と、とても喜んでくれました

「ディーラーでも治せなかったのに、なんで治せたんですか?!

と言われたので、私は思っていることを言いました。

「あの・・・多分治せなかったのではなく、治さなかったのだと思いますよ。このまま無理だと言ったら、間違えなし新車を買ってもらえるお客さんだと思ったのでしょう」と言いました。

無事に治ってよかったです

エンジンコンピューターは壊れる時はありますが、その前にしっかりとした診断をすると、実は違う部分だったと言うことがたたありますので、そんな時は一度OOHIRAへいらしてください!!

 

あとエアコンですがこの値でしたら、1年は持つと思います💦

いや、2年持ってほしい😅

マイクラ(マーチオープン車)オープン故障

2022年8月30日 火曜日

マイクラのオープンが故障したとの事で入庫です。

お客様が故障の原因はリアのレギュレーターが壊れてしまい、窓の下が開かなくなり、

オープンに出来ないとの事です💦

原因はわかっているのに、修理が出来ない・・・

どこの整備工場でも修理ができない・・・

さてどういう事かわかりますか

はい、その理由はと言いますと・・・

「部品が無い!!

この言葉が出て来ましたら最悪です💦💦

オープンカーはオープン出来るから最高なんですよ!!

あの爽快感が他の車に無い特別な絶対領域!!

秘密道具を出せないドラ〇モンは、ドラ〇モンじゃない!!ということです!!

その車の存在自体を否定している様なものなので、

これは何とかしねばなんねえ!!

・・・から治して見せます!!

まずは内張をバラして行きます。

これが結構大変です!!

問題となるレギュレーターを取り外して見てみると、

窓を巻き戻したり進めたりするワイヤーがめちゃくちゃになっています💦💦

それに各支点となるプラシチック部がバラバラになっていました。

せめて、真ん中にある支点があれば何とかなったかもしれなかったのに・・・

なので真ん中の支点二つの部分(窓が下がる部分と上がる部分)のワイヤーを溶接してみました!!

しかし・・・やはり支点がおかしいせいかワイヤーがまた切れてしまい失敗・・・

うーん・・・  

ん~・・・

やはり支点・・・作るか・・・

プラスチック支点の部分が少しだけ原形が残っていたのでステーを加工などして、それっぽく使ってみました!!

うまく力がワイヤーかかっても外れない・・・

これはもしかして行けるかも!!

結果・・・

開け~ゴマ~!!

閉じろ~ゴマ~

見事オープン開閉治りました!!

耐久性はわかりませんが、10回以上オープンしても、大丈夫だったので、

うん!!OK!!

お客さんは「信じられない!どこへ行っても無理だと言われたのに、いやー良かった!!

と、とても喜んで頂けました😆🎶

この様な無理そうな修理車でもなんとかしてくれる車屋さんを目指しています!!

必ず治るという保証はありませんが、できる限り対応させて頂きますので、

ご相談だけでも是非いらしてください😊

ベンツ ECUチューン 勉強会

2022年8月23日 火曜日

勉強会行ってきました!!

今回の勉強会は青森の整備振興会貸切っての勉強です

勉強内容ですが、なんとベンツのECU内部の書き換えをして見ると言う、

チューニングに近い内容になります。

トルクを上げたり、発進をスムーズにしたり、パンパン!!音を出したり、

まあまあスゴイ事を勉強してきました!!

講師はベンツECUのプロフェッショナルしーちゃん先生!!

そりゃ全国から勉強会の申し込み殺到するわ!!💦

だってこんな機会は二度と来ないんだもん🥺

勉強会に来てる皆さんは輸入車整備のプロフェッショナルです!!

私なんて足元も及ばない人達です!!

皆さん興味深々ですね😄✨

チューニングができると言うことは、コーディング等もできると言うことになるので、

ベンツのコーディングは、特に難しいと言われています。

1日目は頭を使った講習です。

ECUの中身など何を書き換えたらどう変わるのかを勉強中です。

二日目は整備振興会での勉強会です!!

駐車場はベンツだらけです😳💡´‐

今回の勉強会は自分の知らない世界を見る事が出来ました!!

そしてこんなにも勉強熱心な人達が全国にはいっぱいいると言うことです!!

それと特別に須藤ヂャイアント商会の須藤さんの工場見学させて頂きました!!

須藤さんには色々と相談に乗って頂いたり、

勉強を教えて頂いたりととてもお世話になっています😊

工場の中はとても綺麗に整理整頓されており、整備のしやすい工場だと思いました😊🎶

アコードハイブリットCR6 チェックランプ点灯

2022年8月8日 月曜日

突然エンジンチェックランプ・ABS・EPSブレーキ等の警告灯だらけになってしまい、

緊急入庫になりました!!

診断機に繋いで見ると、色々なフォルトが出てきましたが、吸気圧力センサーの故障コードが、

怪しいと診断機が教えて下さいました☺(見えずらくてスミマセン💦)

ライブデーターを、見てみると吸気圧力センターの数字が

177KPAになっていて空燃比が大きく偏っています。

(それで、ABS・EPSブレーキ等のランプが点灯したかと・・・)

ん~なるほど~

自分では納得してしまいましたね・・・

これはスロットル開度のコンピューター誤作動が起こしたと思われます。

どういう事かと言いますと、自動車のエンジン回転数が、エンジン不調によって、

少なくなった時にダイレクトに伝わっている部分がタイヤです。

何故なら、車はタイヤが回転して動いているからです。

車輪にはABSセンサーや、車速センサー、横滑り防止センサー

などなどたくさんの信号をコンピューターが読み取っているからです。

ここで、正常なエンジン回転数が、空燃比によって、制御されなくなった時に、車輪側のセンサーが、

何かおかしいぞと….

人間が乗り物酔いして、吐く時と同じです。

何ともなければ吐きませんよね

酔ったから吐くという感じです

ですからまずは酔いを止める事で、治ります☺

ですので、吸気圧力センサーを治して、空燃比が適性値になると、良いと思います!!

なぜここまでわかるかと言うと、各センサー等は5Vの安定化電源で、

信号をコンピューターに送っています!!

少しマニアックなのですが、大気圧が100KPAに対して吸気圧力が177KPAになっています。

この177KPAという値は固定値なのですが、(断線している数字のことです)

KPAを電圧計算すると、1KPAは0.0288Vで計算します。

大気圧100KPA×0.0288V=2.88Vが近い基準値になりますが、

0V~5Vの間を曲線グラフにしたら、なだらかに上がって行く曲線になります。

177KPA×0.0288V=5.09Vと計算するのは間違いではないのですが、

177KPAは断線固定数字です!!

センサーの信号は0V~5Vの範囲でコンピューターに出力してますので、5.09Vは断線と判断できるのです。

(この説明は長くなりますので、後でお話します💦💦)

それかECUの故障かこの二択ですが、

吸気センサーを短絡させると、診断機には、ECU信号が、

きちんと数字が出てくるので、十中八九吸気圧力センサーの内部断線です。

圧力センサーのカプラーを外して、わざと断線状態を作って見ると、ピッタシ5.09V!!

カプラーを差し込んでも、数字は変わらなかったので、圧力センサーの内部故障確定です!!

取り外した吸気圧力センサーです。

見た感じでは、わかりません。

センサーを交換したら、基準値の100KPA(大気圧と同じ)に戻りました!!

診断機でフォルトを確認して無事終了です!!

電子スロットルの自動車では、エンジンコンピューターとABSやブレーキなどのコンピューターはかなり、

親密な関係になります☺❤

W210 ベンツ チェックランプ

2022年7月29日 金曜日

W210EクラスベンツABS、ESPランプが点灯したとの事で、入庫になりました。

車検を取るには各チェックランプが点灯していたら、取れなくなってなっていますので、強制的整備ですね💦

個人的に好きなんですよね!!W210!!

これぞベンツ!!ってな感じがとても好きです😆

さっそく診断機を繋いで見ると、定番のストップスイッチの故障フォルトが、ありました。

ブレーキペダル奥にあるスイッチです。

長さが変わっていたので、改良品です。

W210大切に乗って下さいね☺

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