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JB23 ジムニー オイル交換の大切さ

2021年5月9日 日曜日

今回のご依頼は、走行中にガラガラ異音がして、加速しないとのことで入庫いたしました。

ターボー車なのに、加速がない…

ある程度走行したら、マフラーからの白煙モクモク……

これはもう、典型的なターボーの故障の症状です。

と言うことでサクサクっとターボーを取り外していきます。

アウトレットパイプを外し、タービンホイール(タービンの中にある羽根)の部分が

ガタガタしています。

吸気インペラー側がOUTですね。

お客様に相談した所、リビルト品ターボーに交換と選択されました。

ジムニーに限らず、ターボー車が壊れる原因がほぼほぼオイルの劣化です。

(オイル交換しなかったり、あまり良くないオイルを使ったりすると、オイルが熱さに耐えれなくなり

燃えてススみたいになります)

小さなオイルラインにスラッジ(ススみたいな物)が溜まりオイルの通り道が塞がれます。

このオイルの通り道の大きさは爪楊枝より小さいのです。

そうすると熱でシャフトが高熱になり、焼き付いてTHE・ENDとなるのです。

ですから、ターボー車のオイル交換はきちんと管理する必要があります。

ロイヤルパープルのオイルはターボー車に最適ですので、おすすめです!

それと、最強添加剤SOD-1はスラッジのお掃除もしてくれるので、

ジムニーに最適かもです✨

そして、タペットカバーからのオイル漏れもありました。

プラグホールからもオイルが漏れて、プラグがオイルで溺れていました。

オイルシールの劣化により、オイルが漏れる原因は、シールの材質にもよりますが、

これもまた、オイルの性能低下により、酸化してしまい、シール部を破壊していきます。

オイルは高温になりすぎると、役目を果たし、弱まっていきます。

そうすると、オイルシール部に溜まったオイルは先ほども話した通り、スラッジになり、

固まりながらオイルシールをパッキパキに硬化して密着を無くしていきます。

そうすると、密着部の隙間からオイルが漏れ始めます。

タペットカバーを外して見てみると、中身は茶色で一色です。

あまり良いオイルを使っていなかったようですね…

タペットカバーの表・裏も綺麗に洗浄しておきました✨

取り外した逆の順序で組み付けていきます。

試乗した結果グイグイ加速していきます。軽自動車のターボーは気持ちよく回ってくれますね😊

異音、白煙も無くなり無事終了です。

オイルの大事さをわかって頂けましたか?

オイル選びで愛車の寿命が決まると言っても過言ではありません

車体のサビはのきますがね(笑)

R56 ミニクーパー コーディング、バックカメラ ナビ取り付け

皆さんこにちは(*^^*)

だいぶ暖かくなってきましたね!!夏も近づいてきました!!

エアコンのメンテナンスはお済ですか?

まだの方は是非お試しください(^^)/

はい、お決まりの宣伝でした(笑)

さて今回ご紹介するのは、自社ミニ子(R56)ヘッドライトのバルブ

LED交換ついででは無いのですが、あると便利なバックカメラ取付と

社外ナビ取り付けです(笑)

まずは、ヘッドライトのLEDの取付ですが、LEDは消費電力が少ないので、

球切れ警告灯がメーター計器に表示されます。

それと、電力確認のためにフラッシング(パッシング)を行っています。

なので、コーディング(プログラミングの書き換え)を行わなければなりません。

スモール球、ウィンカー球、ナンバー球、バックライト球、フォグランプ球、

この内一つでもLEDに変えた時は警告灯が点灯します。

というわけで…コーディングを行いました!!

今後の事も考えて、バルブ関係の部分全てコーディング行いました!

続いて純正ナビを取り外して、社外ナビの取付です。

個人的にはアルパインが好きです😊

  

バックカメラも取付、ついでに、ドラレコも付けました!!

グレードアップしたミニ子になりました🤩👏

 

BMW Z4 E89 35I オイル交換・スナップオンエアコンリフレッシュ

2021年4月18日 日曜日

皆さんこんにちは(^^)/

冬が終わり、春、夏、に向けての、メンテナンスが始まってきました。

オープンカーのZ4!!かっこいいですね~♡♡♡

しかも、300馬力OVER……ヤバイです!!

オイル管理は、しっかり整備して行きましょう!!

 

リフトUP下回り確認後、オイルを抜きます。

今回のオイルはロイヤルパープルのHPS5W―30とSOD-1です。

 

続いて、エアコンリフレッシュしていきます。

始めに圧力チェックをして、今のエアコンの状態を確認していきます。

只今の、外気温13℃に対してエアコン風温度は4℃。

この圧力により、コンプレッサーがおかしいのか、配管が詰まっているのか、

ガスが漏れているのか、ある程度の予測はできます。

人間の健康面もそうですが、機械にも基準とされる数値と言うものが

あります。この基準値を知らなければ診断は出来ません。

 

 

それではさっそく施工していきます。

 

作業が終了しました。

その結果エアコンガスが350g回収、正規充填量が530gなので、

180gも不足していた事になります。

無くなったガスはどこへ?

ガスは空気になり水分を含み配管の中を回っています。

エアコンステーションでしかっり真空乾燥してますので、安心です。

ワコーズのパワーエアコンも注入します。

 

施工終了後の圧力チェックの結果は、

外気温20℃に対してエアコン風6℃。

ここで、施工前の圧力チェックの結果を比べてみます。

低圧の数字は変わらず、高圧側の差だけです。

基準値を見ると施工前の高圧は外気温13℃に対して、低めです。

低圧側も低めです。施工後の高圧は外気温20℃に対して適正値です。

低圧側はやや低いです。

 

低圧側が低い場合は

ガス量が少なかったり、ガス漏れや、空気の混入などがあります。

(その他にも原因はあります。)

エアコンガスは基準値通りに注入しているので、ガス量はOKです。

圧力チェックでガス漏れもOK、真空乾燥しているので、空気の混入も

チェックOK、だとしたら、エキスパッションバルブの詰まりや、

コンプレッサーの能力低下が考えられます。

よだんですが、輸入車のエアコンコンプレッサーは

管理が悪いと焼き付け故障があります。

前期型のZ4はエアコンコンプレッサーが良く壊れるのは焼き付けのためです。

(圧縮不足による故障)

施行車のZ4は後期型なので大丈夫です。

もともと、Z4系のコンプレッサーの耐久力が少ないのかもしれませんね。

これ以上悪くならない様に車検事に施工した方がいいです。

輸入車の場合コンプレッサー故障となると30万コースですので、

(エキパン交換やレシーバー交換、配管掃除もあります。)
エアコンメンテナンスは一度だけではなく、2年、最低でも3年に1回は

必ず施工しましょう。

エアコンステーションでは、今回の様に基本施工して、

エアコン状態を知ることが出来ますので、

皆さんも一度この機会に試してみてはいかがでしょうか(*^^*)

ヴァンガード トルコン太郎・スナップオンエアコンステーション・ロイヤルパープルオイル交換 ・ケミテッククーラント交換

2021年4月17日 土曜日

皆さんこんにちは(^^)/

だいぶ暖かくなってきましたね(*^^*)

冬タイヤから夏タイヤに入れ替えのお客様が増えています。

関東・関西の方はすでにエアコンも始まっている様です。

そりゃ、気温が20℃を超えているので、車の中は暑くてエアコンON!!

エアコンリフレッシュ✨

と言うことで、皆さんもエアコンリフレッシュいかがですか?🌝

あ、、、、、、、またおすすめしてしまいました😅

だって、本当に良いんだもんこのマシーン!!

……さっそろそろ作業内容に戻ります(笑)

最初に診断機でフォルトチェック、実走して、異音チェック、コンタミチェック、

最初の油量をチェックします。

異常はなかったので作業に取りかかります。

アンダーカバーを取り外し、ATオイルパン横のフレームを外します。

比較用に別の容器にオイルを写していきます。

オーバーフローバルブを抜き取りATオイルパン内のオイルを抜きます。

一通り抜き取ったら、オイルパンを外して、ATストレーナーも取り外します。

取り外したストレーナーオイルパン底のマグネットには

鉄粉がびっしり付いていました。

マグネットの鉄粉を綺麗に洗浄して、バルブボディーも綺麗にして行きます。

ガスケットやストレーナー、Oリング、ドレーンワッシャーなどは

新品交換です。ストレーナーを取り付けるときに、

Oリングに少量のオイルを塗りつけます。

ストレーナーを規定トルクで締めつけます。

今回のオイルパン取り付けボルトはねじロック剤が必要なタイプです。

中強タイプですね(*^^*)

ボルトも全新品で取り付けていきます。

オイルパンを規定トルクで締め付けていきます。

規定トルクは7,5Nmの弱い力なのでトルクレンチは必ずです!!

トルコン太郎のホースジョイントをオイルラインに取り付けていよいよ圧送開始です。

最初に抜き取った分を注入します。そして、オイル交換を圧送して回し回し

洗浄していきます。

1回目……汚れていますね。

2回目……まだ少し汚れています。

3回目……もう少し…

4回目……OKですね☺

新油と同じ位綺麗になりました。

油量の調整ですが、エンジンがあたたまりすぎて、

一度温度を下げなければいけませんので、その間にオイル交換をして置きます。

オイルエレメントのOリングもロイヤルパープルのオイルを

薄く塗り取り付けます。

診断機油温を管理しつつ、SOD-1を注入していきます。

適正油温になりましたら、オーバーフローさせて終了です。

続きましては、スナップオンのエアコンステーションで

リフレッシュさせて頂きます。まずは圧力チェックをして

エアコンの今の状況を図ります。

真空時間を設定します。

リークチェックは1分でOKです!

エアコンオイルの設定をします。

ヴァンガードの場合はPAGオイルです。

エアコンガスの充填量を設定します。

全て設定したら、エアコンガス回収、真空引き、オイル注入、充填して行きます。

施工にかかる時間は1時間30分位です。

添加剤は今一番人気のワコーズパワーエアコンです。

ガスが冷える時間を大幅にUPしてくれます。

全て終了したエアコン温度は3℃!!

施工前は外気温13℃でエアコン温度は6℃に対して

施工後は外気温18℃に上がったにも関わらず

エアコン温度は3℃!!

『冷えすぎだー!!』

さすが、スナップオンエアコンステーションの実力ですね!!

初めに行った圧力チェックの時の温度の差は圧倒的に違います!!

今回はメンテナスフルコースなので、新車時から一度も交換していない

クーラントも交換していきます。

自社ではクーラントを交換する時にはケミテックのLLCチャージャーを使用します。

LCC交換時のエアー抜き作業に苦労せず、マイナス0・098Mpa真空状態にして

冷却水の水路内に残るエアーを確実に抜き取ります。

これにより、新たに注入するLLCを水路の隅々まで充填することが

容易に行える様になりました。

リーフチェックも行うことができ、水漏れもチェックすることができます。

冷却水注入作業時間が真空状態のラジエーターなので

約60秒位でLLCを注入することができます。

以上で作業は終了になります。

今回使用したオイルやLLCです。

長く乗っていくには普段目につかない所をしっかり整備していきたいですね。

きちんと整備していると、走行距離30万㎞位は十分に走れます。

サビで車体がダメになる場合は除きますが

自動車メンテナンスは基本はオイル交換ですので、キロ数をチェックしながら

早めに交換することをおすすめします。

今の車は燃費を気にするあまり、オイルの粘度摩擦抵抗すら省いています。

今や0W―20はあたりまえ(LSPI 早期着火防止)

ハイブリットなどは0W―8などもあります。

0W―20だからと言って柔らかすぎるオイルは抵抗もなく、

摩擦ロスにならない反面熱に弱く、燃費しやすいのです。

オイルに注入されている添加剤にもよりますが、

0W―20だからと言って全て良いオイル

では無いことを知ってください。

自社ではオイルの耐久テストなどの勉強会に

参加させてもらった時に廃油オイルを材料にして新品で売っているオイルや

値段が高い割に油膜が薄いオイルなど、色々見てきました。

なので、オイル選びは大事ですよ!!

せめて、LSPI(早期着火)防止のオイルを選んでください。

このブログを読んで下さっている皆さんの愛車が長く乗れますように願います。

長々と書いてしまってすいません😅💦

お客様の反応は

「フィーリングが良くなり、ギアの繋がりがスムーズになった。

明らかに早くなった!」

とお喜びの声を頂きました。そう言って頂けるのが何よりの励みになります。

ありがとうございました。

FIT チェック点灯

2021年4月10日 土曜日

皆さんこんにちは(^^)

エンジンのアイドリング不安定になり、

チェックランプ点灯したとのことで

入庫になりました。

初めは、イグニッションコイルかな?と思いましたが、

まずは診断機にてフォルトチェック。

すると、いろいろと出てきました・・・・が、

ライブデーターを注目すると、、、

ん?……と言う項目がありました!!

水温センサーの数値がー18℃

いつから能代は南極になったのかな?()

なんか寒かったので、ストーブをつけました😅()

ま、冗談はさておき🤪💡

外気温16℃ありましたから、まずは水温センサーがおかしいのか

調べる必要があるので、エアクリーナBOXを取り外し、

ヒーターホースの上側にある水温センサーを交換しま……

と、いう前に本当にセンサーが故障しているのかを調べないといけません。

ECUがおかしな信号をだしている可能性があるからです。

センサー交換したのに治らなかった、次はこの部品だとかやっていると

大変なことになりますので、

ECUが水温がー18℃だと言っている

ということは

水温センサーにある抵抗が大きくなっている(NTC特製サーミスタ抵抗)ということです。

温度により抵抗値が変わるシステムで抵抗が大きいと温度が低くなり、

抵抗が小さければ温度が高くなるという性質です。

 

なので、一度コネクタを取り外し、断線状態の時は

電圧は変わらずのままなので、抵抗可大のため、

MAX―40℃になっていなければなりません。

逆にコネクタを短絡させると、電圧降下で0Vになり

MAX140℃~210℃になりますので、この数字が出たら

ECUは壊れてはいないと判断します。

水温センサー単体の不良が決定しました。

なので、水温センサーを新品に変えていきます!

 

交換したら水温が安定しました!

取り外した水温センサーの抵抗値は(1,46MΩとほぼ内部断線)

かなり大きかったです。

エンジンアイドリングも安定しチェック項目も消えました(*^^*)

今回の点検方法は一級自動車整備士の問題に似ている項目で出題されていました。

ここからは、私事なのですが、

青森県にある須藤ジャイアント商会さんの須藤さんに

みっちり教え込まれた問題でした!!

さすが、Bosh技能コンクール1位の男!!

1級整備士200点満点中200点の男です!!

須藤さんありがとうございます

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