R56ミニ ABSDSC エアバックランプ点灯
皆さんお久しぶりです!!
各チェックランプが点灯したので見て下さいとの依頼です
まずは診断機を繋いで見ると・・・
この故障内容を見て見るとABSユニットと通信はしていない状態ですね
こうなるとユニット交換となるのですが・・・が・・・が!
きちんと故障原因を調べないと ユニット1つで20万以上しますので、
誤診はNGなんですよ!!
まずは、電圧が来ているか、回路図を見ながら診断していきます
電気はきています
全ての電圧チェックOKでしたので
ABSユニット本体内部の故障になります
本体ECUから信号を送っているのにもかかわらず、信号が帰ってこない・・・💦
line既読スルーみたいな・・・💦
この場合ユニット本体交換になるのですが、値段が20万・・
これはきついので、修理してもらいましょう😊
修理してもらうと金額は4分の1位なので年式の古い車種でしたら、これが良いかと思います!
それではABSユニットを取り外して行きます
取り外しましたら修理をするため郵送します
修理が終わり、エア抜き等してフォルトが無いのを確認
試乗走行して終了になります
今回の修理は診断が何より大事でした
国産の場合も輸入車もコンピューターを調べる時は
時間と手間が掛かります
あれは・・・忘れもしないTト事件と言うものがありました
ABSランプ等が点灯しているので見て下さいと言われ2~3日診断している中・・・
回路図やらユニット取り外しやらで、時間がかかるのは、当たり前なのですが・・・
お客さんに「そこまで見てって言ってないよ・・・そんなに時間かかるんだったら、他の所に持って行くよ
整備詐欺だな!!」と言われた事があります「診断機差し込んだら故障わかるでしょう?!ABSユニット電源
エラーって出てるじゃん!!」さらに「診断機差し込みするのに3日もかかるのかこの会社!!これで3日分の
診断機支払うのなんて詐欺だ!!」と言われましたね・・・
仮に診断機で全ての故障が分かるなら整備士はいらないと思います
診断機はあくまでヒントをくれるだけなので・・・
電球の明かりが点灯しない場合電球までの配線が切れてたとしても、診断機では電球不良と故障コードが、
表示されます
「電球前の配線断線」とまで診断機では表示されないのです
電球なら値段は安いので、間違って交換してもあまり痛手では負わないもですが、これがECUユニット
やABSユニットなどコンピューター関係の部品だったら、数十万がドボン!!
お客さんに「診断機でABSのユニットが通信不能と故障コードが出てましたので交換したのですが、違いました。ユニットのカプラーの緩みでした!!修理費、部品込みで33万です」
とお客さんに言うとどうなるでしょう・・・(;’∀’)
もちろん、誤診だ!!っと言ってお金は払わないですよね・・・(;^ω^)
こうならない為の診断機です💦
診断機はあくまでも、ヒントをくれる機会だと言うことです!!
それ以上でもそれ以下でもないと言うことを皆さんに知って頂きたいと思います😋