車屋さんの裏話シリーズ

「診断機の大事さ」
Oohiraには 色々な車種が入庫してきます!
整備だけではなく 鈑金塗装車・中古車・新車などあります
例えば ベンツなどを鈑金するにあたって バンパーを取り外しただけで故障コードが出てきてチェックランプなどが点灯します
コーナーセンサを取り外すだけで診断機が必要になります!
このワーゲンは エアコンリフレッシ、オイル交換ついでに診断機をつないで見ると故障コードが入力されていました
これはpassive(過去故障)ですが このように修理しても診断機で故障コードを消去しない車がほとんどなので きちんと故障コードを消去してくれる車屋さんが増えてほしいものです
「正規のトルクとは?」
同じくワーゲンゴルフのオイル交換なのですが オイルエレメントにも当然締め付けトルクがあります
この場合締め付けトルクは20Nmなのですが まず取り外す時は 倍の40Nm位の力が必要になります これは取り付ける時に トルクレンチを使っていないわけではなく
きちんと20Nmのトルクで締め付けているのですが…
エレメントの密着部分のシール部にオイル又はシリコングリス等などを塗っていないからだけなのです
ここで初めてトルクレンチを使用して20Nmをかけると正規の締め付けトルクになります シール部のすべりがない分締め付けトルクが増えて過大トルクになってしまうのです