ヴァンガード トルコン太郎・スナップオンエアコンステーション・ロイヤルパープルオイル交換 ・ケミテッククーラント交換
皆さんこんにちは(^^)/
だいぶ暖かくなってきましたね(*^^*)
冬タイヤから夏タイヤに入れ替えのお客様が増えています。
関東・関西の方はすでにエアコンも始まっている様です。
そりゃ、気温が20℃を超えているので、車の中は暑くてエアコンON!!
エアコンリフレッシュ✨
と言うことで、皆さんもエアコンリフレッシュいかがですか?🌝
あ、、、、、、、またおすすめしてしまいました😅(笑)
だって、本当に良いんだもんこのマシーン!!
……さっそろそろ作業内容に戻ります(笑)
最初に診断機でフォルトチェック、実走して、異音チェック、コンタミチェック、
最初の油量をチェックします。
異常はなかったので作業に取りかかります。
アンダーカバーを取り外し、ATオイルパン横のフレームを外します。
比較用に別の容器にオイルを写していきます。
オーバーフローバルブを抜き取りATオイルパン内のオイルを抜きます。
一通り抜き取ったら、オイルパンを外して、ATストレーナーも取り外します。
取り外したストレーナーオイルパン底のマグネットには
鉄粉がびっしり付いていました。
マグネットの鉄粉を綺麗に洗浄して、バルブボディーも綺麗にして行きます。
ガスケットやストレーナー、Oリング、ドレーンワッシャーなどは
新品交換です。ストレーナーを取り付けるときに、
Oリングに少量のオイルを塗りつけます。
ストレーナーを規定トルクで締めつけます。
今回のオイルパン取り付けボルトはねじロック剤が必要なタイプです。
中強タイプですね(*^^*)
ボルトも全新品で取り付けていきます。
オイルパンを規定トルクで締め付けていきます。
規定トルクは7,5Nmの弱い力なのでトルクレンチは必ずです!!
トルコン太郎のホースジョイントをオイルラインに取り付けていよいよ圧送開始です。
最初に抜き取った分を注入します。そして、オイル交換を圧送して回し回し
洗浄していきます。
1回目……汚れていますね。
2回目……まだ少し汚れています。
3回目……もう少し…
4回目……OKですね☺
新油と同じ位綺麗になりました。
油量の調整ですが、エンジンがあたたまりすぎて、
一度温度を下げなければいけませんので、その間にオイル交換をして置きます。
オイルエレメントのOリングもロイヤルパープルのオイルを
薄く塗り取り付けます。
診断機油温を管理しつつ、SOD-1を注入していきます。
適正油温になりましたら、オーバーフローさせて終了です。
続きましては、スナップオンのエアコンステーションで
リフレッシュさせて頂きます。まずは圧力チェックをして
エアコンの今の状況を図ります。
真空時間を設定します。
リークチェックは1分でOKです!
エアコンオイルの設定をします。
ヴァンガードの場合はPAGオイルです。
エアコンガスの充填量を設定します。
全て設定したら、エアコンガス回収、真空引き、オイル注入、充填して行きます。
施工にかかる時間は1時間30分位です。
添加剤は今一番人気のワコーズパワーエアコンです。
ガスが冷える時間を大幅にUPしてくれます。
全て終了したエアコン温度は3℃!!
施工前は外気温13℃でエアコン温度は6℃に対して
施工後は外気温18℃に上がったにも関わらず
エアコン温度は3℃!!
『冷えすぎだー!!』
さすが、スナップオンエアコンステーションの実力ですね!!
初めに行った圧力チェックの時の温度の差は圧倒的に違います!!
今回はメンテナスフルコースなので、新車時から一度も交換していない
クーラントも交換していきます。
自社ではクーラントを交換する時にはケミテックのLLCチャージャーを使用します。
LCC交換時のエアー抜き作業に苦労せず、マイナス0・098Mpa真空状態にして
冷却水の水路内に残るエアーを確実に抜き取ります。
これにより、新たに注入するLLCを水路の隅々まで充填することが
容易に行える様になりました。
リーフチェックも行うことができ、水漏れもチェックすることができます。
冷却水注入作業時間が真空状態のラジエーターなので
約60秒位でLLCを注入することができます。
以上で作業は終了になります。
今回使用したオイルやLLCです。
長く乗っていくには普段目につかない所をしっかり整備していきたいですね。
きちんと整備していると、走行距離30万㎞位は十分に走れます。
(サビで車体がダメになる場合は除きますが)
自動車メンテナンスは基本はオイル交換ですので、キロ数をチェックしながら
早めに交換することをおすすめします。
今の車は燃費を気にするあまり、オイルの粘度(摩擦抵抗)すら省いています。
今や0W―20はあたりまえ(LSPI 早期着火防止)
ハイブリットなどは0W―8などもあります。
0W―20だからと言って柔らかすぎるオイルは抵抗もなく、
摩擦ロスにならない反面熱に弱く、燃費しやすいのです。
オイルに注入されている添加剤にもよりますが、
0W―20だからと言って全て良いオイル
では無いことを知ってください。
自社ではオイルの耐久テストなどの勉強会に
参加させてもらった時に廃油オイルを材料にして新品で売っているオイルや
値段が高い割に油膜が薄いオイルなど、色々見てきました。
なので、オイル選びは大事ですよ!!
せめて、LSPI(早期着火)防止のオイルを選んでください。
このブログを読んで下さっている皆さんの愛車が長く乗れますように願います。
長々と書いてしまってすいません😅💦
お客様の反応は
「フィーリングが良くなり、ギアの繋がりがスムーズになった。
明らかに早くなった!」
とお喜びの声を頂きました。そう言って頂けるのが何よりの励みになります。
ありがとうございました。